ソウルのバス、朝6時30分より前に最初に乗ると基本運賃が20%引きです|乗り換え無料は降車から30分以内、21時以降は60分

ソウルのバスは朝6時30分より前の初乗車で基本運賃が20%引き、乗り換え無料は降車から30分以内
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バスは朝6時30分前の初乗車で基本運賃20%引き
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ソウルの地下鉄の運賃は数字で確認しやすい一方、バスは「結局いくらなのか」「乗り換えは無料になるのか」がつかみにくいという声をよく聞きます。特に早朝の便を使う日は、割引が本当に付くのか不安になると思います。

ソウル特別市の案内では、交通カードを使って午前6時30分より前に公共交通を最初に乗車した場合、その手段の基本運賃から20%が割引されます。乗り換えの無料枠は降車から30分以内、21時から翌7時は60分以内で、連続して最大4回(5回乗車)まで適用されます。まずこの2つの時間を押さえておけば、朝の移動計画はかなり立てやすくなります。

数字インパクトカード ソウルのバスの早朝割引が基本運賃の20パーセントであることを示すカード 交通カードで午前6時30分より前に初乗車した場合の割引 20%引き 対象はその交通手段の基本運賃。現金・1回券は対象外

1. バスの基本運賃は「均一運賃制」で、地下鉄とは仕組みが違います

地下鉄は距離比例制ですが、ソウル市内・マウルバスは均一運賃制(基本運賃のみ)です。ソウル特別市が示す早朝割引の例から、通常の基本運賃(交通カード利用時)が読み取れます。市の説明では、6時30分より前にマウルバスに初乗車すると960ウォンが課金され、その後市内バスに乗り換えると基本運賃の差額300ウォン(市内バス1,500ウォン − マウルバス1,200ウォン)が追加で課金されるとされています。ここから、市内バスの基本運賃は1,500ウォン、マウルバスの基本運賃は1,200ウォン(いずれも交通カード利用時)だと分かります。

マウルバスの960ウォンは、1,200ウォンから20%を引いた金額です。つまり早朝割引はその場で自動的に計算され、レシートのような形で運賃に反映されます。券売機で申告する手続きは必要ありません。

2. 割引は「最初の1回」だけで、乗り換え先は通常運賃で差額計算されます

ここが誤解しやすい点です。早朝割引が適用されるのは最初に乗車した手段だけで、そのあとに乗り換える手段には割引が及びません。市の例でも、早朝割引の適用後に次の手段へ乗り換える場合、基本運賃の差額は早朝割引運賃ではなく通常運賃で計算されると明記されています。

先ほどの例で言えば、マウルバス960ウォン(早朝割引後)で乗り、市内バスに乗り換えると、追加で課金されるのは市内バスの通常の基本運賃1,500ウォンとマウルバスの通常の基本運賃1,200ウォンの差額300ウォンです。乗り換え先の運賃自体が20%引きになるわけではないので、「乗り継ぐほど割引が積み重なる」と考えると計算がずれます。

早朝割引の例(6時30分前にマウルバス→市内バス)
マウルバス初乗車(20%引き後)
960
市内バスへ乗り換え(差額のみ追加)
300
合計負担額
1,260

3. 乗り換え無料は「降車から30分以内」、21時から翌7時は60分です

統合乗換割引の判定ルールは、時間の枠で決まっています。市の説明では、直前の手段を降りてから30分以内に次の手段に乗ると乗換割引が適用され、連続して最大5回乗車(=乗り換え4回)までとされています。夜間は枠が広がり、21時から翌7時までは乗換有効時間が60分です。

どちらの時間帯が適用されるかは、降りた時刻ではなく次に乗る側の乗車時刻で判定されます。「統合乗換割引制度」の説明では、乗換有効時間は後に乗る側の乗車時刻を基準に判定するとされ、例として後続の手段を7時より前に乗車する場合、直前の手段との乗換有効時間は60分になると示されています。深夜に降りて明け方に乗り継ぐ場合も、次の乗車が7時前なら60分の枠が使えるということです。

対象となる手段の範囲も決まっています。首都圏地下鉄、ソウル市内・マウルバス、京畿の市内・マウルバス、仁川の市内・マウルバス、GTX-Aが統合乗換割引の対象です。距離が基本距離10kmまでは基本運賃のみで済み、超えた分は5kmごとに追加運賃(一般100ウォン)が加算されます。基本運賃は、乗り換えた手段のうち高いほうの運賃が採用されます。

4. 乗り換えのたびにタグしないと、割引が途切れます

乗換割引を成立させる条件は「時間」だけではありません。「統合乗換割引制度」には、距離追加運賃の算定のため乗車・降車のたびに交通カードを端末機にタグする必要があると明記されています。そして降車時に未タグだと乗り換えが途切れて追加運賃が発生するとされています。降りるときのタグを忘れると、そこで乗り換えの記録が切れてしまい、次に乗った手段が単独利用として扱われ、未収分が次の乗車時に徴収される仕組みです。

もう一つ見落としやすい制限があります。同一路線および同一車両間の乗り換えには乗換割引が適用されないと定められています。同じ路線に乗り直すような動きは、乗り換えとして扱われません。

時間の上限も別に存在します。乗車後の最大利用時間を超えると降車時に基本運賃が再度課金されるとされ、その上限は地下鉄5時間、市内バス5時間、マウルバス1時間です。マウルバスは1時間で切れるため、短い区間の乗り物だという前提で使う必要があります。

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5. 空港リムジンや多人数の乗車は、統合割引と別の扱いです

空港へ向かう長距離バスは、ここまでの均一運賃制とは別枠です。ソウル特別市の案内では、空港リムジンの運賃はソウル〜金浦〜仁川空港 一般型 現金10,000ウォン・交通カード10,000ウォン、高級型16,000ウォンソウル〜仁川空港(金浦経由なし)高級型16,000ウォンソウル〜金浦空港 一般型5,000ウォン・高級型8,000ウォン金浦〜仁川空港 一般型5,000ウォン・高級型8,000ウォンと定められています。早朝割引や乗換割引の説明とは別枠の固定運賃です。

家族やグループでの乗車にも注意点があります。バスは運転手が端末機を操作して人数・券種の変更ができるとされていますが、その方法では首都圏電鉄への乗換割引は適用されません。多人数で乗る場合は乗車のたびに運転手に申告が必要です。無賃で乗れるのは保護者同伴の6歳未満の乳幼児3人まで(保護者本人は通常運賃)とされています。

不明点があるときの問い合わせ先も公表されています。ソウル市 02-120、仁川市 032-120、京畿道 031-120です。

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早朝割引と乗り換えで損をしない3ステップ 1
交通カードを使い、午前6時30分より前に最初の1便に乗る(基本運賃20%引き)
2
乗るときも降りるときも端末機にタグする。降車時に忘れると乗り換えが途切れる
3
次の乗車を降車から30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に収める。最大4回まで

出典と確認時点
この記事は2026年8月5日時点で、ソウル特別市「交通 料金案内」「統合乗換割引制度」の内容を確認して整理した一般的な内容です。早朝割引・乗換割引はいずれも交通カード利用時が前提であり、現金・1回券での金額はここでは扱っていません。運賃や制度は改定されることがあるため、出発前に公式の案内をご確認ください。

要点の確認

  • 交通カードで午前6時30分より前に最初に乗車すると、その手段の基本運賃が20%引きになる
  • 通常の基本運賃(交通カード)は市内バス1,500ウォン、マウルバス1,200ウォン。早朝割引後のマウルバスは960ウォン
  • 早朝割引後に乗り換えると、差額は通常運賃で計算される(割引が積み重なるわけではない)
  • 乗り換え無料は降車から30分以内21時〜翌7時は60分以内最大4回(5回乗車)まで
  • 乗車・降車のタグを両方行うことが条件。降車時未タグだと乗り換えが途切れる
  • 同一路線・同一車両間の乗り換えには乗換割引が適用されない
  • 最大利用時間は地下鉄・市内バス5時間、マウルバス1時間。超えると基本運賃が再課金される
  • 問い合わせはソウル市02-120/仁川市032-120/京畿道031-120

早朝の便に乗る前に、交通カードの残額と時計を一度だけ確かめる。それだけで、20%引きと乗り換え無料の両方が成立します。

運賃・割引条件は改定されることがあります。公表内容に変更があり次第、本記事の数値を更新します。

公式ページを開いて確認したこと(2026年8月24日)
ソウル特別市の日本語公式サイト「政策紹介>交通>交通手段>バス」(https://japanese.seoul.go.kr/政策紹介/交通/交通手段/、2026年8月24日確認)には、本記事が参照した2つのページにはない「早朝割引」列があり、種類ごとの割引後の金額が示されています。その列の見出しには「深夜バスは除く」と明記されており、深夜バスの行は「-」(空欄)になっています。また、乗り換え方法の説明には「最少乗り換え可能金額は250ウォン」という表記があり、広域バスの子ども運賃(早朝割引後)はカンマではなくピリオド区切りの「₩1.200」と記載されています。

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出発前に交通カードの残額を確かめ、朝6時30分の時計を意識するところから。
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