韓国行きLCCの預け手荷物、料金は「いつ・どこで申し込むか」で変わります|Peachは航空券購入時と購入後、ウェブと空港カウンターで別の料金表、受付は出発時刻の1時間前まで

韓国行きの航空券を取るとき、預け手荷物のチェックボックスを飛ばしてしまうことがあります。荷物の中身がまだ決まっていない。あとで足せばいい。そう思って進んだ結果、空港のカウンターで金額を聞いて驚く、という話をよく聞きます。
この「あとで足せばいい」が成り立つかどうかは、感覚の問題ではありません。航空会社が公表している料金表の作りで決まっています。Peachの公式ページ「各種料金・手数料」を見ると、受託手荷物の料金表はウェブサイト/コンタクトセンター/空港カウンターの3つに分けて掲載されており、そのそれぞれの中で航空券購入時と購入後が別の行になっています。
つまり同じスーツケース1個でも、どこで申し込むかといつ申し込むかで、参照される料金表のマス目が違うということです。同社の「預け手荷物について」にも運賃タイプ、路線、申し込み場所によって料金が異なりますと明記されています。
1. まず「1個」として数えられる大きさと重さを知る
料金の話に入る前に、そもそも何が1個なのかを押さえます。Peachの「預け手荷物について」は、預けられる荷物の条件をこう示しています。
- サイズ:高さ/横幅/奥行の3辺の和、203cm まで(キャスター・ハンドル・ポケット等の長さも含む)
- 個数:5個まで/人
- 重量:20kg(最大32kg)/個
- 総重量:100kgまで/人
ここを外れると、料金は「1個いくら」の話から別の話に移ります。同ページは3辺合計が204cm以上(各辺の上限 高さ80cm/横幅80cm/奥行230cm以内)の手荷物は別途、サイズ超過料金が必要ですとし、20kg超~32kg/個は別途、重量超過料金が必要ですとしています。さらに各辺の上限(高さ80cm-横幅80cm-奥行230cm以内)を超える手荷物はお預けいただけませんとも書かれています。ここは料金の問題ではなく、そもそも受け付けてもらえないという線です。
スーツケースの外寸表示は本体だけの数字であることがあります。規定が「キャスター・ハンドル・ポケット等の長さも含む」と書いている以上、測るのは実物の外側どうしです。
2. 料金表は「3つの軸」で組まれています
公式の「各種料金・手数料」を開くと、受託手荷物料金は次の軸で分かれた表になっています。
- 申し込み場所:ウェブサイト/コンタクトセンター/空港カウンターで、表そのものが3つに分かれている
- 運賃タイプ:ミニマム/スタンダード/スタンダードプラス
- 時期:航空券購入時/購入後
- 個数とオプション:1個目/2〜5個目(1個あたり)/重量超過/サイズ超過/手荷物優先返却
路線の扱いも分かれています。同ページは国内線は全路線同じ料金ですとする一方、国際線は座席指定料金/受託手荷物料金は、Zone(路線)によって料金が変わりますとしています。韓国線はZone Aで、対象は大阪(関西)・名古屋(中部) ⇄ ソウル(金浦)と大阪(関西)・東京(成田)・東京(羽田) ⇄ ソウル(仁川)です。自分の区間がどのZoneかを先に見てから料金表を読む、という順番になります。
金額そのものは、ここでは書きません。料金表の数値はページを開いた時点の情報として取得できず、本稿では確認していないためです。見るべき場所は「各種料金・手数料」のZone Aの受託手荷物料金の表で、そこに自分の運賃タイプと申し込み場所の組み合わせが載っています。
運賃タイプと申し込みの時期で料金が動く以上、航空券の値段だけを見るのではなく、預け手荷物の料金まで足した総額で便を見比べるのが確実です。
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3. 締切があります。出発時刻の1時間前です
「空港で言えばいい」と考えているなら、先に知っておきたい行があります。Peachの「預け手荷物について」は、申し込みの注意として時刻表に記載している出発時刻の1時間前まで受付可能ですとしています。
そしてもう一行。搭乗手続き後はウェブサイトで購入手続きができません。空港カウンターにてお手続きください。チェックインを済ませてしまうと、ウェブという選択肢が閉じ、空港カウンターの料金表だけが残るということです。この2行は、料金の高低よりも先に押さえるべき手順の話です。
もうひとつ、後戻りができない点も書かれています。申し込みされた預け手荷物、手荷物オプションの取り消し/払い戻し/ポイント付与はできません。多めに買っておく、という考え方は取りにくいということです。荷物の個数は、行きの分と帰りの分を分けて考えることになります。
4. 帰りの荷物は、行きより増えます
韓国旅行で預け手荷物の判断がずれやすいのは、帰りです。行きは身軽でも、帰りはコスメや食品でふくらみます。重量の20kgという線は、買い物の量では意外と早く来ます。
ここで効くのが、往復の予約で行きと帰りに別々の個数を指定できるという点です。行きは預けない、帰りだけ1個預ける。この形が取れるなら、必要なところにだけ料金がかかります。
乗り継ぎがある場合の扱いも書かれています。同ページはPeachでは「スルーバゲージサービス(出発地点から最終目的地までお客様のお手荷物をお運びするサービス)」は提供しておりません。二区間以上ご搭乗される場合は、区間ごとに出発地でお預けいただき、到着地でお受け取りくださいとしています。区間ごとに預け直すという前提で、時間の見積もりを組むことになります。
5. 預けられないもの、預けてはいけないもの
料金の前に、そもそも預け手荷物に入れられないものがあります。同ページの冒頭にはモバイルバッテリーは預け手荷物に入れることができませんと書かれ、機内持ち込み手荷物として、機内にお持ち込みくださいと続きます。スーツケースに入れたまま預けてしまうと、カウンターで開けることになります。
液体類は、預けるか持ち込むかで扱いが変わります。持ち込み側の条件は別記事で整理しています。コスメを多く買う予定があるなら、行く前に一度読んでおくと、帰りの荷造りで迷いません。
壊れやすいものについては、申告の期限も決まっています。同社は破損時の申告について手荷物引取り日から7日以内と示しています。到着後に気づいた場合でも、この期間内であれば手続きの道があります。
6. 他社を使うときに見る場所
ここまではPeachの公式ページに書かれている内容です。韓国線を飛ぶ航空会社は他にもあり、預け手荷物の無料枠の有無、サイズの上限、申し込みの締切は会社ごとに違います。
本稿では他社の規定を取得していないため、社名を挙げた数字は書きません。ただ、見るべき場所の名前は共通しています。手荷物のページで1個の上限を確かめ、料金・手数料のページで申し込み場所ごとの表があるかを確かめる。この2か所です。
予約サイト経由で航空券を買う場合は、そのサイトの画面で手荷物を足せるのか、航空会社のサイトに戻る必要があるのかも先に見ておくと、あとで探し回らずに済みます。
出典と確認時点
この記事は2026年8月16日時点で、Peach Aviationの公式ページ「預け手荷物について」および「各種料金・手数料」を取得して整理した一般的な内容です。引用部分はいずれも同ページの日本語表示によります。受託手荷物の金額、他の航空会社の規定、時期限定の運賃やキャンペーンの内容については、本稿では確認していません。料金・規定は改定されることがあります。ご利用の便の条件は、ご予約の航空会社の公式サイトでご確認ください。
要点の確認
- 受託手荷物の料金表はウェブサイト/コンタクトセンター/空港カウンターで分かれ、その中で航空券購入時/購入後が別の行になっている
- 公式の注意書きは運賃タイプ、路線、申し込み場所によって料金が異なりますとしている
- 1個として数えられるのは3辺の和203cmまで・20kgまで。個数は5個まで/人、総重量は100kgまで/人
- 3辺合計204cm以上はサイズ超過、20kg超〜32kgは重量超過の各オプションが立つ
- 各辺の上限(高さ80cm・横幅80cm・奥行230cm)を超えるものは預けられない
- 申し込みの受付は出発時刻の1時間前まで。搭乗手続き後はウェブで買えず、空港カウンターだけになる
- 申し込んだ手荷物とオプションは取り消し・払い戻しができない
- 韓国線は国際線のZone A(金浦・仁川)。Zoneごとに料金表が別
- モバイルバッテリーは預けられない。機内持ち込みにする
予約画面で個数を1回選ぶ。それだけで、空港での判断がひとつ減ります。
航空会社の料金表は改定されます。Zoneの区分や申し込み締切の変更が確認でき次第、本記事も見直します。
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