韓国 入国手続き 完全ガイド|出発前に確認すべき5ステップ【2026年最新】

先に結論からお伝えします。2026年7月時点、日本国籍の方は観光目的の短期滞在ならK-ETA(電子旅行許可)の取得が一時免除されており、事前に必要なのは原則「e-Arrival Card(電子入国申告書)」のオンライン登録だけです。年に何度も日韓を往復し、仁川・金浦・釜山の各空港で実際に手続きをしてきた経験から言うと、現在の韓国入国はここ数年で最もシンプルになっています。ただし、韓国の入国制度は変更が本当に頻繁です。この記事では2026年7月時点で確認できた情報を整理しつつ、「どこを出発前に公式サイトで再確認すべきか」まで含めてご案内します。
K-ETAの現状:日本人は一時免除中(期限に注意)
K-ETAは、ビザなしで韓国に入国する外国人に事前申請を求める電子旅行許可制度です。日本を含む22の国・地域(アジアでは日本・台湾・香港・シンガポール・マカオ)を対象に一時免除措置が実施されており(駐日本国大韓民国大使館「K-ETA一時免除のご案内」)、この免除は2026年1月1日から2026年12月31日(韓国時間)まで延長されたことが公式に発表されています(駐日本国大韓民国大使館「K-ETA一時免除期間の延長のご案内」/K-ETA公式サイト告知(韓国語))。
- 対象:観光・短期商用など、ビザ免除で入国する日本国籍の方(滞在可能日数の上限など最新の条件は外務省 海外安全ホームページでご確認ください)
- 免除期間中はK-ETAの申請・手数料(通常1万ウォン、K-ETA公式・申請案内)とも不要
- 有効なK-ETAをすでに持っている場合は、有効期間内(3年またはパスポート満了日まで)はそのまま使えます
注意したいのは、この免除が「恒久的な制度」ではなくあくまで一時措置だという点です。実際、過去にも期限が1年単位で延長されてきた経緯があり、逆に言えば延長されず終了する可能性もあります。航空券を取ったタイミングと出発直前の2回、K-ETA公式サイト(日本語)で最新状態を確認するのが確実です。
e-Arrival Card(電子入国申告書)の登録方法
紙の入国カードに代わって導入されたのが、オンラインで事前登録するe-Arrival Card(電子入国申告書)です。制度自体は2025年2月24日に開始され(駐日本国大韓民国大使館「電子入国申告(e-Arrival card)制度実施のご案内」)、2026年からは紙の入国カードに代わり事前のオンライン登録が基本になったと案内されています(運用の詳細はe-Arrival Card公式サイト(日本語)で最新をご確認ください)。機内で配られる紙を膝の上で書いていた頃と比べると、体感でもかなり楽になりました。
登録の手順と入力内容
- 登録可能期間:韓国到着3日前から申告可能(公式サイトの表記。例:31日入国なら29日から)
- 必要なもの:パスポート、メールアドレス、便名、韓国での滞在先住所(ホテル名・住所)
- 料金:手数料なし(無料)(公式サイト明記。有料の非公式代行サイトに注意)
- 一括登録:可能(個人申告は1〜9名、団体申告は最大1,000名。公式サイト明記)
滞在先住所の入力でつまずく方が多いのですが、予約確認書に記載されたホテルの英語表記住所をそのままコピーすれば問題ありません。登録完了メールは入国審査で提示を求められる場合に備え、スクリーンショットを保存しておくと安心です。なお、有効なK-ETA保持者や外国人登録証(在留カード相当)保持者などは登録が免除されます(公式・申告対象者案内(韓国語))。
税関申告(旅行者携帯品申告書)と検疫(Q-code)
税関申告は現在、申告するものがある人だけが申告書(紙またはモバイル)を提出する方式になっています。免税範囲内の一般的な旅行者は、申告書を書かずにそのまま「申告なし」レーンを通過できます(韓国関税庁・旅行者携帯品通関(韓国語))。
| 項目 | 免税範囲(2026年7月時点・韓国関税庁) |
|---|---|
| 携帯品の合計額 | US$800まで |
| 酒類 | 合計2L以下かつ合計US$400以下(19歳未満は免税なし) |
| たばこ | 紙巻200本まで |
| 香水 | 100mLまで |
免税範囲を超える物品や、US$10,000相当を超える現金等の支払手段を持ち込む場合は申告が必要です(同・韓国関税庁)。肉製品・果物など検疫対象品の持ち込みは制限が厳しいため、お土産に生鮮食品を持参するのは避けましょう。税率や運用は変わることがあるので、高額品を持ち込む場合は韓国関税庁公式(韓国語)で最新をご確認ください。
検疫については、コロナ禍で使われたQ-code(検疫情報事前入力システム)の一律登録は、2026年7月時点では通常の日本からの旅行者には求められていません。ただし、疾病管理庁が指定する検疫管理地域を経由して入国する場合や、発熱などの症状がある場合には、Q-codeまたは健康状態質問書の提出が必要になることがあります(Q-code公式サイト・韓国疾病管理庁(韓国語))。感染症の流行状況によって運用が変わる項目なので、出発前に厚生労働省検疫所 FORTHなどで最新情報を確認してください。
入国審査当日の流れ:空港到着から市内へ
仁川空港を例にすると、到着後の流れは次の通りです。金浦・釜山(金海)などでもほぼ同じです。
- 1. 検疫:通常時はそのまま通過(案内があれば従う)
- 2. 入国審査:パスポートを提示。e-Arrival Cardは事前登録済みなら提示物は原則なし。17歳以上の外国人は指紋と顔情報の提供が必要です(仁川国際空港公式・入国審査(日本語))
- 3. 手荷物受取:ターンテーブルで預け荷物をピックアップ
- 4. 税関:申告品がなければ申告なしレーンへ
審査官から滞在目的や日数を英語や簡単な日本語で聞かれることがありますが、「Sightseeing, 3 days」程度で十分です。帰りの航空券とホテル予約をすぐ見せられるようにしておくと、質問されてもスムーズです。混雑時期の仁川は入国審査に時間がかかることもあるため、到着後の予定は余裕を持たせておきましょう。
帰国時はVisit Japan Webで日本側の手続きを時短
意外と忘れがちなのが、日本に帰国するときの手続きです。日本側では、デジタル庁が提供する「Visit Japan Web」に税関申告を事前登録しておくと、税関検査場の電子申告ゲートをQRコードでスムーズに通過できます。
- 登録タイミング:帰国便の搭乗前までにスマホで入力(韓国のホテルWi-Fiで済ませておくのがおすすめ)
- 必要情報:パスポート、帰国便名、携帯品・別送品申告の内容
- 日本入国時の主な免税範囲:酒類3本(1本760mLのもの)・紙巻たばこ200本・香水2オンス・その他の品物は海外市価の合計20万円まで(税関「海外旅行者の免税範囲」)
紙の「携帯品・別送品申告書」も引き続き使えますが、家族旅行では代表者がまとめて申告できるVisit Japan Webのほうが列に並ぶ時間を短縮できます。韓国コスメや食品を買い込んだ場合も、免税範囲内かどうかを機内で慌てて計算しなくて済むよう、購入額はレシートで把握しておきましょう。
まとめ:出発前チェックの要点3行
- K-ETAは日本人は一時免除中(公式発表で2026年12月31日まで延長)。ただし一時措置なので出発前にK-ETA公式サイトで必ず再確認。
- 事前に必要なのはe-Arrival Cardの無料オンライン登録(到着3日前から・滞在先住所を準備)。
- 帰国時はVisit Japan Webの事前登録で日本の税関手続きを時短。免税範囲は往復とも公式で確認。
公式サイトで最新情報を確認する
入国制度は予告なく変わります。以下の公式情報源をブックマークし、予約時と出発直前の2回確認することを強くおすすめします。
- K-ETA公式サイト(韓国法務部・日本語)
- e-Arrival Card公式サイト(韓国法務部・日本語)
- 駐日本国大韓民国大使館(K-ETA免除期間延長のご案内)
- 韓国関税庁・旅行者携帯品通関(韓国語)
- 外務省 海外安全ホームページ(韓国の入国・査証情報)
- 厚生労働省検疫所 FORTH(検疫・感染症情報)
- Visit Japan Web(デジタル庁)
本記事は2026年7月時点で確認できた情報に基づいています。実際の渡航にあたっては、必ず上記の公式サイトで最新の運用をご確認ください。
入国後すぐネットが使えるとスムーズ:eSIMの準備
e-Arrival Cardの確認やタクシー配車アプリなど、到着直後からスマホを使う場面が多いので、出発前にeSIMを入れておくと安心です。
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