韓国で日本の番号あてのSMSは、受信なら無料で届きます|ドコモは送信が100円/通、通話は受けるだけで70円/分、データは最大2,980円/日です

韓国用のeSIMを入れると、日本のSIMはどうなるのか。ここで止まる人が多いのは、止まる理由がお金だからです。銀行アプリやカード会社のワンタイムパスワードは日本の携帯番号あてに飛んできます。その番号を韓国で生かしておくと、いくら請求されるのか。
この記事は、NTTドコモが公式に公示している海外ローミングの料金ページを2026年8月18日に取得して、そこに書かれている金額だけを並べたものです。au・ソフトバンク・楽天モバイルの金額は、公式ページを取得できなかったため記載していません。契約先が違う場合は同じ位置にある自社の料金ページで置き換えて読んでください。
1. まず「WORLD WING」の登録がないと、韓国では何も動きません
ドコモの「海外で電話やSMSを使う」ページには、前提がはっきり書かれています。「お申込みがないと海外ではスマホ/ケータイをご利用になれません。」。海外ローミングのサービス名がWORLD WINGで、これに登録されていない回線は、韓国に着いても圏外のままです。
つまり「日本の番号を残す」という選択は、渡航前に自分の回線がWORLD WINGに登録されているかを確認するところから始まります。同ページでは、渡航前にデータローミングの設定、バックグラウンド通信の停止、留守番電話・転送でんわなどのネットワークサービスの設定をあわせて確認するよう案内されています。
2. SMSは受信料が無料、送信料が100円/通
ドコモの「海外でのご利用料金:SMS(ショートメッセージサービス)」ページには、海外ローミング中の金額が2行で書かれています。送信料は「100円/通」、受信料は「無料」です。
ここが、日本の番号を残す判断の中心になります。銀行・カード・各種サービスのSMS認証コードは「受信」なので、韓国で受け取っても通信料は発生しません。返信が要るタイプの認証だけが100円/通の対象になります。
同ページには注記も添えられています。「WORLD WINGの通信料は、Xiデータ通信専用プランに含まれる無料通信分、ファミリー割引などの各種割引サービスの適用対象外となります。」、および「各国際サービスの通話・通信料には消費税相当額は加算されません。」。国内の割引が効かない枠だという点は、金額を見積もるときに効いてきます。
3. 音声は、受けるだけで70円/分かかります
SMSと違い、音声通話は受信側にも料金が発生します。ドコモの海外ご利用料金ページには「海外では電話を受ける場合も通話料が発生します。」と明記されています。
宿や現地ツアーからの確認電話を日本の番号で受けると、1分ごとに70円が積み上がります。受けるだけで課金されるという点は、SMSとは扱いが違うところです。緊急番号については、ドコモ公式に現地の緊急番号(警察・救急など)利用時は料金がかからない(一部地域を除く)という例外が示されています。
なお、この記事はドコモ回線を前提にしています。端末側の設定でどこに何が入るのかは機種で入口が違うので、Androidの人はAndroidのeSIMは、PixelとGalaxyで設定画面の入口が違いますのほうを先に開いておくと進みが早くなります。
4. データを触った瞬間、金額の桁が変わります
SMSと音声がそれぞれ数十円〜百円台なのに対し、パケット通信は日単位の定額になります。ドコモの「海外でのご利用料金:メール・インターネット」ページには2つの仕組みが書かれています。
ひとつは「世界そのままギガ」で、申込みが必要、対象は70以上の国・地域、金額は1時間200円から7日間5,280円までです。もうひとつが「世界ギガし放題」で、こちらは申込みが不要、金額は最大1,980円/日(24.4MBまで)、最大2,980円/日(無制限)と記載されています。
問題は「申込みが不要」のほうです。申込みが要らないということは、うっかりデータローミングを入れたままにすると、その日から日額が立ち上がるということでもあります。5泊すれば最大2,980円×日数の桁になります。1節で触れた「渡航前にデータローミングの設定を確認する」という案内は、ここに直結しています。
だから多くの人が取る形は、日本のSIMは音声とSMSだけ生かして、データは現地用に別で買うという分け方になります。日本の番号あてのSMS認証は受信無料で届き、データは日額の対象外に置ける、という組み立てです。
5. 出発前にやっておく3つ
3番目の「先に用意する」は、期限の考え方も一緒に見ておくところです。買ってすぐ日数が減るのか、現地で使い始めてから減るのかで、いつ買うかが変わります。そこは韓国eSIMは、出発前に入れても日数が減りません|購入日から3か月のほうで扱っています。
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出典と確認時点
この記事は2026年8月18日時点で、NTTドコモ公式の海外ローミング関連ページ4件を取得して整理した一般的な内容です。ここに挙げた金額はすべてドコモの公示であり、他社の回線には当てはまりません。また、au・ソフトバンク・楽天モバイルの海外ローミング料金ページは同日時点で取得できなかったため、本文には金額を記載していません。契約先・プラン・渡航時期によって条件は変わります。出発前に契約先の公式ページでご確認ください。
要点の確認
- 海外でスマホを使うにはWORLD WINGの申込みが前提(「お申込みがないと海外ではスマホ/ケータイをご利用になれません。」)
- 海外ローミング中のSMSは受信料:無料、送信料:100円/通
- SMS認証コードは「受信」なので、日本の番号あてでも通信料はかからない
- 音声は受信でも70円/分、発信は滞在国内50円/分・日本向け125円/分・その他国向け265円/分(韓国の例)
- WORLD WINGの通信料は国内の無料通信分・ファミリー割引などの適用対象外
- パケットは「世界そのままギガ」=申込み必要・1時間200円〜7日間5,280円
- 「世界ギガし放題」=申込み不要・最大1,980円/日(24.4MBまで)/最大2,980円/日(無制限)
- 日本のSIMは音声とSMSだけ生かし、データは別に用意するという分け方が金額の桁を決める
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