韓国行きLCCの非常口の席は、追加料金を払っても座れないことがあります|ティーウェイ航空は満15歳未満・妊娠中・乳児同伴だと対象外で払い戻しもなし、Peachの座席指定は800円から

座席指定の画面を開くと、料金が高い席ほど足元が広く見えます。そこで「せっかくだから非常口の列を」と思うのですが、この席だけは他と性質が違います。お金を払っても、当日カウンターで断られることがある席です。
ティーウェイ航空の公式ページには、非常口座席を購入できる人の条件が7つ並んでいます。満15歳以上であること、韓国語または英語で会話ができること、付き添いや乗務員の援助を必要としないこと、お子様連れでないことなどです。そして、条件を満たしていても職員の判断で断る場合があると明記されています。
断られたときの扱いも書かれています。「その場合、料金の払い戻しは致しません」。ここを知らないまま買うと、追加料金だけが残ります。
1. 非常口座席の条件は7つ並んでいます
公式ページに列挙されているものを、そのまま並べます。満15歳以上の方/韓国語または英語で会話ができる方/付き添いの方や乗務員の援助を必要としない方/緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方/お子様連れではない方/乗務員の指示を理解し、他のお客様へ口頭で伝えることができる方/緊急脱出時に乗務員を援助することに同意いただける方。
逆側から書かれた規定もあります。満15歳未満、妊娠中、乳児同伴の大人、韓国語や英語でのコミュニケーションが不可能な人、そして体調などにより乗務員の指示に従うことが困難な人は座れない、という書き方です。
読むと分かるのは、この席が座り心地の商品ではなく役割つきの席だという点です。公式も「非常時に乗務員の指示に従い他のお客様の脱出をお手伝いいただく座席」と説明しています。家族旅行で全員分を並びで押さえたい場面には、そもそも向きません。
2. 買える期限が3種類あります
座席指定には締切があり、しかも運賃と席の種類で違います。ティーウェイ航空の公式表記はこうです。
一般運賃(プレミアム エコノミー ゾーン、プレミアムゾーンを除く)は出発25時間前まで。一般運賃のうちプレミアム エコノミー ゾーンとプレミアムゾーンは出発4時間前まで。ビジネス運賃のプレミアム ビジネス ゾーンは出発3時間前までです。申込先はホームページ(PC・モバイルウェブ・アプリ)と予約センター。
「25時間前」という半端な数字がいちばん早い締切になっているのが、この表の要注意点です。前日の夜に思い立つと、もう間に合わない可能性があります。なおビジネス セーバーゾーンは、ビジネス運賃を購入した人には無料で提供されるとされています。
3. お金が返らない場面が3つ書かれています
規定を読むと、払い戻しをしないと明言されている場面が3つあります。
1つ目は、非常口座席を当日カウンターで断られた場合。2つ目は、搭乗手続き終了35分前までに搭乗手続きを完了していない場合で、このとき指定した座席は自動的にキャンセルになります。3つ目は、事前に購入した座席を当日利用できず、空港で任意に再指定された場合です。
もう一つ、席そのものの但し書きもあります。「ゼロ ゾーン」は窓がない場合や座席のリクライニングが固定されている場合があるとされ、これを理由とした返金はできないと書かれています。機材によりシートの間隔が異なる場合があり、一部座席は背もたれや肘掛けが固定されているという注記も同じページにあります。座席番号も、機材が変わると変更される場合があるとされています。
支払いの条件を公式の記載まで読んで確かめる作業は、宿のプラン選びでも同じです。連泊の「清掃なし」で公式に書かれているのは値引き額ではなく清掃日と依頼時の料金だという確認
4. Peachは金額の下限が公表されています
金額の感覚もつかんでおきます。Peachの公式ページには、座席指定の料金として国内線800円〜、国際線800円〜と書かれています。ただし但し書きが付いていて、「座席エリア・運賃タイプ・路線・申し込み場所によって料金・手数料が異なります」。
座席のエリアは公式の料金表でバックエリア・ミドルエリア・フロントエリア・ファストエリアの4区分に分かれ、これとは別にスペースシートオプションがあります。これは指定した座席の隣の空席を1人あたり2席まで確保するもので、国内線2,000円・国際線3,000円、しかも1席あたりの価格で、別途座席指定料金がかかると明記されています。申込先はコンタクトセンターです。
関連する料金もついでに押さえておくと、予約キープサービスが国内線・国際線とも300円(表示された運賃のまま24時間保留、スタンダードプラスの便は無料)、手荷物優先返却オプションが国内線・国際線とも600円、預け手荷物が国内線2,000円〜・国際線2,600円〜です。いずれもお一人様1区間あたりで、旅程の第1区間の出発国・地区で設定している料金および通貨が適用されるとされています。
なお本稿では、エリアごと・ゾーンごとの金額は書きません。両社とも料金表は発着地や日付を選んでから表示される形式で、静的には取得できませんでした。書けるのは、公式が明記している下限と、金額が何によって変わるかまでです。
5. 予約画面で見る順番
3つ目を入れているのは、両社とも料金が申込先で変わると明記しているためです。Peachは表自体が「ウェブサイト/コンタクトセンター/空港カウンター」で分かれており、ページには「ウェブサイトでのお申し込みがおトク!!」という案内が出ています。
座席指定をしない選択も、Peachの公式ページに書かれているとおり成立します。「事前に座席指定されない場合、ランダムに席が割り振られます」。1人旅で並び席にこだわらないなら、この0円の選択肢が残ります。
本稿ではジンエアーの座席指定料金は扱っていません。公式ページの取得ができなかったためです。取得できていないものを、他社の数字で埋めることはしません。
座席をどうするかが決まったら、次は航空券そのものの値段を見比べる番です。
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出典と確認時点
この記事は2026年8月16日時点で、ティーウェイ航空 公式サイトの日本語ページ「座席の事前指定サービス」および Peach Aviation 公式サイト「各種料金・手数料」「Peachの新しいサービス・有料オプションのご紹介」を取得して整理した一般的な内容です。両社ともゾーン別・エリア別の座席指定料金は発着地と日付を選んでから表示される形式で、静的には取得できなかったため、本稿では公式が明記している下限(Peachの800円〜)以外の金額を書いていません。ジンエアーの公式ページは取得できなかったため扱っていません。非常口列の座席番号やシートピッチも公式の数値を取得していないため扱っていません。Peachは「記載料金は、関係当局の認可を前提としております」と注記しています。料金と規定は改定されることがあります。予約時点の条件は各航空会社の公式ページでご確認ください。
便の時刻を決める際は、早朝発だと空港へ向かう鉄道がまだ動いていないことがある点も一緒に確かめておくところです。仁川空港の関西行き初便3時25分発と空港鉄道の初電5時20分を並べた早朝便の整理
要点の確認
- ティーウェイ航空の非常口座席は満15歳以上で、お子様連れは対象外など7つの条件が公式に列挙
- 満15歳未満・妊娠中・乳児同伴の大人、韓国語や英語で会話できない場合は座れないと明記
- 条件を満たしても職員の判断で断る場合があり、その場合は払い戻しなし
- 座席指定の購入期限は一般運賃で出発25時間前まで、プレミアム系は4時間前、ビジネスは3時間前
- 搭乗手続き終了35分前までに手続きが終わらないと指定座席は自動キャンセル・返金なし
- 「ゼロ ゾーン」は窓がない・リクライニング固定の場合があり、それを理由とした返金は不可
- Peachの座席指定は国内線・国際線とも800円〜、エリアはバック/ミドル/フロント/ファストの4区分
- スペースシートオプションは国内線2,000円・国際線3,000円で1席あたり、別途座席指定料金が必要
- 座席指定をしなければ席はランダムに割り振られる(追加料金なし)
同行者の年齢を数えて、25時間前の時刻を書き出す。買うかどうかは、その2つで決まります。
料金と規定は改定されます。公式ページの記載に変更が確認でき次第、本記事も見直します。
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